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感染症情報
麻疹の流行
7月末より、県内をはじめ関西、東京など各地で麻疹の流行は報じられています。麻疹は感染力が強く、すでに今年は、昨年1年間の患者数35名の倍以上の82名に上っています。治療薬もなく、通常のマスクでは予防できないといわれています。予防はワクチン接種しかありません。2回MRワクチンを接種している方で感染した方は1名のみで、他の患者さんは、ワクチン未接種か接種したかどうかわからない方がほとんどです。しかし、急な流行のため、全国的にワクチンが不足してきています。千葉市でも任意接種をご希望されても、当分ワクチンが手に入りにくい状況です。今は、1歳で初めて接種する方を優先して接種しています。
なお、麻疹の患者さんと接触が疑われる方(潜伏期間は10日前後です)、麻疹様の症状(発熱、発疹)がある方は、早めに受付にお声をかけてください。