新型コロナウイルス感染症|千葉市の小児科・アレルギー科 さとう小児科医院

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流行している感染症情報

新型コロナウイルス感染症

流行している感染症情報 

昨年12月に中国武漢市を中心に広がっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が止まりません。とうとう国内で感染した患者さんが177名、死者2名となりました。このほかにクルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の乗客乗員で621名の患者、死亡3名です。

新型コロナウイルス感染症の症状は何でしょうか?          
主な症状は、発熱・せき・頭痛・倦怠感(体のだるさ)です.これは、一般的な風邪の症状に似ていますが、症状が長引く傾向があります.症状が現れない人や、軽微な人もいます.発熱や呼吸器症状(咽頭痛、咳)などが、1週間前後続くことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多くいました。
現在のところ、それほど重症度は高くないと考えられていますが、肺炎と診断された人では、息苦しさが出現しています.特に高齢の人や、糖尿病・慢性肺疾患・免疫不全などの基礎疾患のある人は重症化する傾向があります.
潜伏期間(ウイルスが体内に入ってから症状が出はじめるまでの期間)は2〜12.5日といわれています

どうやって感染しますか?

人から人への感染が起きていると考えられています.日本で報告された感染者は、発症した家族や同僚などとの濃厚接触があり、飛沫感染したと考えられています.
濃厚接触とは以下のような場合とされています.

  • 新型コロナウイルス感染症が疑われる発症者と同居している
  • 新型コロナウイルス感染症が疑われる発症者と閉鎖空間で一緒にいた
  • 新型コロナウイルス感染症が疑われる発症者の咳・くしゃみのしぶき、鼻水などの体液に直接触れた
    ※くしゃみや咳のしぶきは1.5~2メートルの距離まで届きます.

飛沫感染とは?
感染した人の咳・くしゃみ・つば・鼻水など飛沫(とびちったしぶき)の中に含まれているウイルスを口や鼻から吸い込むことにより感染することです.
接触感染とは?
ウイルスが付着した手指で鼻や口や目に触れることで、粘膜などを通じてウイルスが体内に入り感染することです.
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手でドアノブ、スイッチ、手すりなど周りの物や場所に触れるとウイルスが付きます.他の人がその物や場所を触るとウイルスが手に付着し、その手で口、鼻、目を触ることで粘膜から感染します

気になる症状があったらどうしますか?

(1)発熱・咳などの症状がある場合、できる限り、外出は控えて下さい.人前に出る時や外出する時はマスクを着用し、人の多いところは避けてください.
(2)毎日2回(朝、夕)体温を測ってください.
体温が37.5度以上になったり、激しい咳が出たり、息苦しい等の症状がみられたら、ただちに最寄りの保健所に連絡してください.
他者への感染のおそれがありますので、保健所の指示があるまで絶対に直接医療機関に行かないでください.
(3)症状がある家族とは,できる限り部屋を分けましょう.症状がある家族の部屋は,窓のある換気ができる部屋にします.

診断はどのようにしますか?

痰とか咽頭ぬぐい液からウイルス遺伝子をPCR法で検出して診断します。時間と手間がかかり、全国で1日3800検体、千葉県では120検体しか検査できません。入院を要する肺炎の患者さんや、患者さんと濃厚な接触のあった方で、症状がある方が優先的に検査されます。

治療はありますか?

治療薬は今のところありません。ワクチンもまだできていません。いくつか有効といわれる治療薬があり、現在その有効性、安全性について治験を行っています。重傷者をいかに救命するかという医療が最優先に考えられています。対症療法に加え、安静と栄養です。

 

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